2021/11/29 更新
昨日の話となりますが貴重なものを見て参りました。
唯一残る一式双発高等練習機が4日間のみ一般公開されるというのです。
私は特に飛行機マニアでもミリタリーマニアでもありませんが興味深い話でしたので
最終日の昨日立川に向かったのでした。
会場の株式会社立飛リアルエステートに着くと既に長蛇の列。
所謂入場制限をしておりましたが不思議と冷静に待つことが出来ました。
1時間近く待ったかもしれませんがとにかく眼前に一式双発高等練習機はありました!
勿論各部に損傷、劣化がありますが平成24年9月に引き上げられるまで60年間湖底にいたことを考慮しますと驚くほど良い状態だと思います。
これが海水だったらこの状態では残っていなかったろうとの事です。
日の丸も再塗装した訳ではないそうです。
飛行機のパーツって美しいですね。機能美に溢れています。
痛々しくも凛々しい姿です。
胴体が分断された状態で引き上げられていましたので期待内部も見ることができました。
操縦席ですね。
改めて人が操縦していたものだという事を認識します。
空冷式星型9気筒エンジンです。
空冷故の冷却フィンが何とも繊細で美しいです。
これは負の歴史の一部なのかもしれませんが過去に現実にあった事です。
歴史の証人としてこれからも保存していっていただきたいですね。
会場の設営、観客の誘導等を手弁当で行ってくださった株式会社立飛ホールディングスの皆様に感謝致します。
只今弊社の方、制作作業が佳境に入っております。
これからもコロナウィルス対策、体調管理に留意しお客様の期待に応えたいと思います。
株式会社オズアート