本日は高島屋日本橋店美術画廊Xにて開催中の「加藤巍山展ー示現ー」を見に行ってきました。
画廊関係者の方の投稿で紹介されていたのを見て、一発で見にいきたくなりましたね。
初めて(?)行く高島屋日本橋店美術画廊Xは所謂「売り絵画廊」なのでしょう。
この手の画廊は若い頃は敬遠していたのは事実。
現在ではその辺りの変な拘りはない、いいものはどこにあってもいい。
オーラが出ているような。
見ていると自然に厳粛な気持ちに。
背中で雄弁に語る。
「誰ガ為」
力強さの中にも慈悲のようなものを感じる。
いい表情をしている。
対照的に柔らかな印象の如来像(間違っていたらすいません)
穏やかな表情と独特の印相が艶やかです。
どこから見ても本当に美しいフォルム。
作品は以上4点。
でも充分過ぎるくらい充足感がある。
私は展覧会に行っても案外スイスイ見て回ってしまう性質なのですが、今回はじっと向かい合うことが出来ました。
今回紹介した作品のように作家の個性を消し去ったものは逆に個性的に映るのが興味深い。
正直仏像に関する知識は皆無に近いのですが、最近は行った先にお寺があると仏像を見ていくようになりました。
普段商業的なものを制作している反動が出て来たのか?(いや等身大フィギュアだって神々しいものはある!)
でも仏像を見ていると落ち着く、という感覚が芽生えてきているのは事実。
年齢を重ねたということでしょう。
あ。今日から12月ですね。
1年が早過ぎて参りますー
株式会社オズアート
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